2016-04-13
キッチンの収納棚
キッチンに収納棚を作るリフォームが完成しました。リフォーム前は、物があふれて整理整頓が大変でした。
最初に大工の『しんちゃん』が棚を作って、それから建具屋の『はっちゃん』が扉と引出しを作って、塗装屋の『たかおちゃん』が着色とウレタンコーティングをしました。扉や引出しは、『たかおちゃん』が持ち帰って作業場でコーティング。コーティングが完了したら、扉や引き出しを再び棚にセットします。
セッティングが完了する時間に合わせて再び建具屋の『はっちゃん』。扉にアクリル板を設置しに来てくれました。
そうして完成した収納棚。奥様も『この収納棚を物で埋めるのは大変ですよ』と大満足。
年数が経った建物という事で、まずは大工さんが、いかに目立たないように、しかし建具の開閉に支障がないように組んでいくかが課題でした。見えないところで苦心しています。
建具屋さんには、扉を、枠の『面内』におさめるという依頼でしたので、製作後の現地建て込みで、丸一日を要しました。正目のピーラー材に凝った加工を施してくれて、とても美しい仕上がりでした。
塗装屋さんも『ジャストインタイム』で頑張ってくれました。大工さんが棚を作ってくれて完成した日の午後には枠材の塗装及びコーティングをしてくれました。それで、建具屋さんが建具を作っている間、お客様は早速物を収納することができたのでした。
ベテラン職人さんたちの愛情がこもった作品です。末永く、大切に使ってくださいね。