2008-04-19
我が家のLDKには大胆な段差あり
自宅のキッチン~リビングは、ワンルームです。長さ3メートルのテーブルは、リビングテーブルの機能とダイニングの機能を兼ねています。
最初の写真を見てください。床に段差がありますよね?左側の低い方が台所スペース、右側の高い方はリビングです。うちの「御台所」(^^)の要望もあり、あえて段差をつけました。
我が家の場合は、夫婦揃って、居間はソファーにテーブルではなく、日本伝統の床座を好みます。しかし家事上の動きを考えると、配膳その他の時に腰をかがめたり何かと大変そうですよね。それを解決するために、台所を居間の床高さよりも下げて、写真のようになりました。
長さが3メートルのテーブルと書きましたが、右手のリビングの方は、次の写真のようになっています。テーブルの下に足を入れることが出来ます。
テーブルの周囲は琉球畳敷きです。畳にゴロンとなりたいというのも、強い要望の一つでした。
この段差で最も効果的と感じることは、リビングで床に直接座っている人と、台所で作業している人の目線の高さがとても近く、同一空間にあって違和感がないということですね。台所から見ると、居間の床高さは、低めで落ち着いた椅子の座面の高さになっていますから。
台所の床を「下げる」というこの試みは、バリアフリーという考え方などを考慮すると、あえて他人に勧めるべきではないと考えています。私たちは大いに気に入っていますが・・・。