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2019-04-28

左官壁塗り体験を希望される方、ご一緒にいかがですか?

 5月下旬に、渡辺建築工房の別館(アネックス)がオープンします。創業から16年、最初は自宅の一室からスタートしました。その後、スタッフも加わりプチ増築もしましたが、手狭であったことは否めませんでした。この度ご縁があって、すぐ向かいの建物を中古で譲り受けることになりましたので、リフォームして新しい仕事場とすることにしました。

 目下、改築工事が進行中です。床材や階段材、造作材などには杉板を多用した空間となっています。 壁仕上げには白い漆喰を ほんの少しだけ黄色を混ぜて塗りました。

 本題の、壁に左官塗りのご案内です。2階の畳部屋となる休憩室があります。こちらの壁を自分たちで塗ろうという計画です。

 下の写真は自宅の2階和室。16年前の建築時、私と妻と二人で頑張って仕上げた京壁です。プロのように平らにきれいに塗れないことは分かっていましたので、塗った直後にスポンジを横に擦って風情を出そうと試みたのでした。プロと違って塗るのが遅く、まだらになっていますが、そのまだら模様がかえって功を奏して味わいのある壁になったのが驚きでした。この壁、きっとどこにもない雰囲気を醸し出していると思います。今回も、同じ壁を作りたいと思います。

 アネックス(別館)の2階の畳部屋。こちらが今回、左官塗りをする部屋となります。16年前と違って今回は、とても面倒な下塗りをプロの左官屋さんにやっていただきました。仕上げ塗りだけなので、気楽に楽しくできそうですね。

 この部屋には吹抜けに面した窓があります。写真でわかるかと思いますが、とても急勾配の天井です。

 この部屋は北西の角にあって、西側窓からの眺めも良いです。今は、新緑が目に染みるように美しく、まるでリゾート地にいるかのような感覚です。日頃から見慣れた景色も、見る角度を変えると全く違う場所に見えるところが面白いということを再発見しました。

 同じ窓からの眺め。視線を北に移しますと、渡辺建築工房の本館が見下ろせます。とても快適な作業空間ですよ。

 5月6日(月曜日、連休最後の日)の午後2時からと、5月7日(火曜日)の午前10時から塗り作業を行います。一緒に左官壁を塗ってみたい!という方、汚れても支障のない服装で是非お越しください。お電話(0288-27-0155)またはメールフォームからお申し込み下さい。