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2016-01-21

軒先の雨仕舞い(あまじまい)

宇都宮のお宅の屋根。ガルバリウム鋼板のたて平葺き工法。シャープでスッキリしたデザインがとても素敵です。ちなみに頂上部に出っ張っている部分がありますが、棟換気といって、屋根裏の空気を抜くことにより、熱射や湿気から屋根裏を保護する役目があります。

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軒先部分。先端がきれいに並んでいます♪

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その軒先部分なのですが、『軒先水切り』と呼ばれる板金です。ここに、いつも板金工事をお願いしている原田さんのノウハウが生かされています。次の拡大写真でご説明いたします。

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次の写真図解のように、先端を外側に折り曲げて、流れた雨水が雨樋の内側に漏れ出ようとする勢いを限りなくゼロに近づけるために、このように先端の下側を外側へ折り曲げているのです。原田さんが、長年の現場経験から考えたアイデアです。ですので、どこの教科書を探しても、ここまで考えた納まりを見たことがありません。

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最近はデザインを重視するために、屋根の軒の出が極端に少ない建物も多い中、軒の出が壁から75センチもある軒先ですら、ここまで考えてくれる原田さんに感謝、感謝!