2012-10-19
屋根の雨漏り調査
日光市内某所。10年以上前に他社さんで施工されたお宅ですが、屋根で雨漏りを止めるべく改修工事の依頼がありました。まずは原因の調査からです。現地で状況を聞き取ることから始まります。
瓦屋根のお宅ですので、上澤瓦店さんと一緒に現地調査。こういった不具合の調査の場合、二度手間にならないように職人さんに同行してもらうようにしています。私もそれなりの経験を積んでいるとはいえ、まだまだ実際に「つくる」職人さんでなければわからないことも多々あります。迅速な対応のために万全を期したいからです。
やはり原因はトップライトにありました。ちょっと古い時代のトップライトは、下側の屋根を覆う整形金属が鉛製の場合があり、雨で穴があく可能性があるのです。
目に見えるような大きな穴。日本の一流メーカー品だからといえ、例外ではありませんでした。
数年間漏れていたために、その部分お屋根下地材も腐朽、劣化していました。そちらも補修工事が必要です。
とりあえず目に見える限りの穴にコーキングを施しました。これで当分は雨漏りしないであろう応急処置です。しかし、ひょっとしたら大雨では漏れるかもしれません。目に見えないような無数の穴がないとも限らないからです。
週明けには製造メーカーに問い合わせ、代替品その他のアフター対応について照会するところから始めます。