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2012-10-18

無垢の床にオイル塗装仕上げ

無垢の床にオイル塗装仕上げ

和室というか、引き戸を全開にすると、あたかもリビングの畳コーナーというか、その部屋に畳が敷かれました。沖縄ビーグという希少にして畳屋泣かせの一品です。(織り込むのが難しく、技術がいることと、耐久性が素晴らしいので一生物で交換が不要という二重の意味で)

無垢の床にオイル塗装仕上げ

朝からクリーニング作業。女性の職人さん、いつもありがとうございます。後ろから失礼いたします(^^;)

無垢の床にオイル塗装仕上げ

小雨が降る中、アイケイデイの職人さんたちが元気に楽しく仕事に励んでいます(^^)

無垢の床にオイル塗装仕上げ

さて午前中には、ベランダや階段も含めて2階はすっかりクリーニングが終了しました。

無垢の床にオイル塗装仕上げ

早速、酒井塗装さんによる最後の仕上げ工事、無垢の杉板床材にオイルを塗ります。見学会までにまるまる二晩は寝かせるために、今日中になんとしても仕上げるという日程。当然ですが、私も手伝います。

無垢の床にオイル塗装仕上げ

使用するオイルは、輸入の歴史が最も古いイギリス製のワトコオイル。昨今の有名ドイツ製品とは違って派手な宣伝はしませんので知名度は著しく低いのですが、家具職人を中心に根強いファンがいるという一品です。価格もお手頃なのですから、私はずっとこれを採用しています。

無垢の床にオイル塗装仕上げ

私が手伝ったのは、おもに幅木とか、階段の側面板(ササラ桁といいます)など、最初に塗っておくと楽になる、細かくて面倒なところが中心です。酒井さんには無理な工程をお願いしているので、頑張りました。

無垢の床にオイル塗装仕上げ

・・・頑張りながらもトイレの前では、建て主の奥様が凝って選んだ紙巻器に目がいってしまったり(^^;)

無垢の床にオイル塗装仕上げ

酒井さんは、脇目もふれずに黙々と作業をしています。

無垢の床にオイル塗装仕上げ

私はといえば、脇目どころか外の様子が気になって見に行ったり・・・。

無垢の床にオイル塗装仕上げ

雨も止む気配がなく、アイケイデイさんは外構工事を早めに切り上げていきました。

無垢の床にオイル塗装仕上げ

ダイニングルームにオイルを塗っている酒井さん。オイルをしっかりと無垢材に浸透させるため、たっぷりと塗りますから、塗ったところはつやつやです。

無垢の床にオイル塗装仕上げ

やっと、最後の玄関部分までやってきました。すべての床にオイルを塗り、最初の工程は終わりました(えっ?まだあるの?と、皆さんは思いますよね?)

無垢の床にオイル塗装仕上げ

今度は、塗ったオイルを拭き取る作業が待っているんですよ。外はすっかり夜。長い夜になりそうです。

無垢の床にオイル塗装仕上げ

しばらく時間をおいての拭き取り作業が始まりました。写真は1階の居間ですから、作業も終盤にさしかかったところです。

無垢の床にオイル塗装仕上げ

見守るしかない状態で、私は玄関から外にいるしかありませんでした。ところで、玄関の屋根をささえる壁の裏側に、これまた建て主の奥様が選んだ、便利な一品が・・・。

無垢の床にオイル塗装仕上げ

実はこれ、傘がけでした。これは便利そうですね。

無垢の床にオイル塗装仕上げ

玄関ホールには鏡があります。鏡の両側の白くて細長いものは、実はこれは暖房器です。PS暖房の、低温水放熱パネル。とてもお洒落な暖房です。

そして手前側、右側に写っているのは玄関物入れの扉です。換気ができるようにガラリ戸にしました。中には、24時間換気の排気口もありますから、常に空気が新鮮で爽やかな物入れなんですよ。こういう快適環境の工夫も、この家の見所です。

無垢の床にオイル塗装仕上げ

酒井さんが玄関まで帰ってきました。本当にお疲れ様でした。いつも、どうもありがとうございます。

無垢の床にオイル塗装仕上げ

全ての作業が終わって心地よい疲れの中、お宅を後にしたのでした。あとは明後日の完成見学会まで立ち入り禁止とさせていただきました。