2012-09-14
沢の復活
自宅の排水が行きつくところの沢。これまでにも紆余曲折を経て、今日に至ります。昨日も作業をしました。かなり復活したといえるところまで来ました。
沢の復活劇の顛末は、ご近所さんである鐸木能光さんのブログに詳しく書かれています。昨日のブログにも、包括的なまとめも含めて詳しく書かれていました。
そして今日の午前中、ちょっと時間をつくって妻と一緒に沢の様子を見てきました。
しっかり流れています。苦労して埋めたベントナイトの止水効果もかなりあったと思います。
水が流れている。そのこと自体が本当に嬉しい。ただただ、そう思うのでした。
われわれが住んでいる団地からの排水が流れ出るところ。鐸木さんが見つけた時はヘドロが溜り放題で、さらに汚れた排水が農家側へ垂れ流しになっていたところ。こんな場所でも稚魚や絶滅危惧種であるツチガエルが元気に泳いでいるんですよ、沢の流れさえあれば・・・。
下流へ行っても、しっかりと水量を保っていました。生活排水も、ある程度の距離、土の上を流れていけばかなり浄化できるものなんだと鐸木さんから教わりました。
沢の終末で、農業用排水と合流するところ。タニシがいっぱい生息していました。ということは、蛍も生息できそうですよね。また、手前のマスの部分には、比較的に大きな稚魚に加え、ドジョウも見ることが出来ました。マスになっているから土が溜まっているからとはいえ、こんなに狭いところにドジョウが生きているなんて不思議だなあと思いました。
沢の終末のところからみた田園風景。渡辺建築工房の自宅界隈は本当に美しい所なんですね。