2012-03-06
天井の塗装作業
真岡の家では、天井の塗装作業がおこなわれています。塗装といっても、だだ塗るだけではありません。天井を平らに均す作業があります。
まずは石膏ボードと石膏ボードの、すべての継ぎ目にガラスファイバーネットを貼ります。塗装仕上げが割れにくくするためです。見えなくなる前にと、酒井さんが写真を撮っておいてくれました。
その後、パテ埋め処理をして、平滑な面を作ります。
周りに、塗装が付着しないようにビニール養生がしてありますよね。塗るところの際で、はみ出さずピタリと真っ直ぐに塗るためです。ここまでして始めて、塗装作業に入ることができます。塗装に入ってしまえばあっという間なのですが、そこに至るまでの下準備がとても大変で、それが手際良くきれいにできるかどうかが熟練を要する大仕事なわけです。単なる『ペンキ塗り』ではないんですよ。
さて、今市の家では、ベランダに手すりが設置されました。外はアルミです。
内部の吹き抜け回りの手すりも完成です。こちらは、ヒノキの無垢材です。
階段の登り口を見上げたところ。見切り材という部位が、丁寧に『とめ加工』されています。美しく見えるように神経が注がれています。
小曽根大工さんは、階段に手すりを取り付けるべく、階段の踏み板にノミで彫り込みを入れています。踏み板はオークの集成無垢板ですから、とても硬いんですよ。今日も慎重な作業が続きます。