2012-01-24
気密測定
今市の新築宅で、今日は気密測定を行いました。写真に見慣れない機械が映っていますね。この機械で人工的な風をつくり、建物の中と外の圧力差と風量との関係から気密性を計ります。目標の数値はあるものの、単に数字を追い求めるためだけではなく、機械をかけなければ分からない隙間をみつけて塞ぐという事の方に意義があります。
東京から来ていただいた有限会社コンフォートの室さん、昨日のうちに栃木県入りしいただいたおかげで、無事にスムーズに測定できました。ニュースでは、東京は4年ぶりの降雪で大パニック。北陸や東北以北の人は、ニュースを見て呆れ返っていたことでしょう。
そんな事をよそにして、予定通り時過ぎに現場入りしていだき、9時には送風のための設置完了。ほどなく予定通りにサッシを納材していただいた矢野さんが、隙間の具合を確認しながら調整してくださいました。
その矢野さんが、測定のための送風状態で玄関ドアを開けてみます。ぐっと力を込めて、やっと開けられるという状況が体験できました。その時には、暴風が吹き込んだような音と共に風が入ってきます。気密性が高いからこそ実現できる状況です。
サッシの調整のみならず、各所のウィークポイントを見つけ出して対処しておきましたので、これからはボードを貼るなどの施工を進めることができます。