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2012-01-27

真岡の小さな平屋のおうちが上棟

真岡市内でご夫婦が長年住んでいた家。3月11日の大震災で、大きな被害を受けてしまいました。まずは建物を解体したかったのですが、どこに依頼すればよいか分からずに時が過ぎました。夏になって、お知り合いのご紹介いただいたご縁で、まずは壊れた建物を解体しました。

真岡の小さな平屋のおうち

しばらくは宇都宮のお嬢様宅に身を寄せていらっしゃったのですが、やはり庭のある家に住みたいということで、新しい家を建てることを決意されました。お二人が使いやすく、また、必要十分な大きさの平屋にすることにしました。

真岡の小さな平屋のおうち

年が明けて1月7日に地鎮祭を執り行いました。新年早々ということで、神主さんは一年で最も忙しい時期でした。いつもお世話になっている日光市・岩崎神社の田辺宮司さんに相談したところ、真岡市内のお知り合いの神社さんをご紹介していただき、無事に地鎮祭を行うことができました。

真岡の小さな平屋のおうち

午後から、早速基礎工事に着手しました。年末に地盤調査を行いましたが、特に地盤改良の必要がないとの結果でしたので、スムーズに工事が進みます。

真岡の小さな平屋のおうち

今年は天候にも恵まれ、基礎工事は順調に進みました。

真岡の小さな平屋のおうち

1月10日には、瑕疵担保責任保険の検査が行われました。真岡ということで、渡辺建築工房としては、はじめての検査員さんでした。最初に質問を受け、それから入念に確認したり、写真を撮影したりしてくださいました。

真岡の小さな平屋のおうち

1月15日、休みを利用して家族と共に現場の様子を見に行くと、基礎工事会社の池田さんが、休日返上で頑張っていました。なんでも、社員の方々がインフルエンザなどで休んでしまい、大変な状況なのだそうでした。そんなことは行って聞くまで知ることもなく、予定通りに進めようと頑張ってくれました。責任感の強さに、頭が下がる思いでした。

真岡の小さな平屋のおうち

そして迎えた今日、無事に予定通り、建て方・上棟することができました。これから約一ヶ月間は大工さんを中心に工事が進められ、4月には完成・お引渡しの予定です。

真岡の小さな平屋のおうち