豪雪地帯の高性能住宅を視察
昨日から一泊二日の日程で、新潟県上越市と妙高市へ行ってきました。新住協という高断熱高気密住宅を研究する会の勉強会に参加するためです。今回は、『家’Sハセガワ』さんという会社のモデルハウスなどを視察しながらの勉強会でした。
集合会場となった新潟県上越市の高田駅に降ります。大雪のため列車の欠便などに阻まれながらも、なんとかたどり着くことができました。駅前はご覧のとおり。関東地方とはまるで違う景色が広がります。
視察の会場となったモデルハウスです。周りの状況はご覧のとおり。見るからに寒々しい景色ですからこそ、高性能住宅の能力が発揮されている状況がしっかり確認できました。
無垢材をふんだんに使ったインテリアデザイン。大胆な吹き抜け空間など、斬新な間取りが新鮮です。
室蘭工業大学の蒲田研究室が基本設計し、西方設計事務所が実施設計したモデルハウス。これからの高性能住宅を考えるうえで、とても示唆に富む住宅です。
南側には大きなガラスに面した空間が広がります。ダブルLO-Eコーティングのトリプルガラスを木製サッシにはめ込むという、まさに最強の仕様です。その実力のほどは、実際にガラス面に触れることで確認できました。値段も最強と思われますが・・・。
日付が変わって二日目の今日は、この地方では久しぶりという快晴に恵まれました。今日は家’Sハセガワさんの本社敷地のモデルハウスや工場を見学させていただきました。
工場の建物を見上げると、屋根の上にはご覧のような雪の塊が・・・。こんなのが頭の上に落ちてきたらひとたまりもありません。昨今の住宅では、雪に対する様々な工夫も試みられています。今回の視察旅行、雪国の苦労も垣間見ることがでるというおまけ付きでした。