配筋検査と完了検査
日光市の家。今日は瑕疵担保責任保険(住宅保証機構の『まもりすまい保険』)の基礎の形状および鉄筋などの検査の日です。開始時間を9時にしましたので、職人さんには8時に来ていただき、事前のチェックを行いました。
最初の写真は、補強筋の入れ忘れ箇所に鉄筋を組んでもらっているところです。
次は、土間鉄筋の高さの調整をしているところです。サイコロというコンクリート部材で調整します。
検査の方がやってきました。私への聞き取りや図面によって基礎の仕様概要を確認し、それから現場をチェックしていただきました。もちろん、問題なく合格となりました。
午後は那須塩原の家の建築確認完了検査です。今回は、住宅では始めての準防火地域での建築とあって、入念に資料を準備して検査に臨みました。ちなみに、その時の様子を撮影する心のゆとりがありませんでした(というより、単に忘れただけですが・・・(^^;))しかし結果は何の問題もなく、あっさりと合格しました。もちろん不合格になるような施工はしていませんが、建築確認完了検査って、昔からなんとなく緊張する『儀式』なんですよね。
写真は、ダイニングルームからキッチン方を見ているところです。お分かりのように、リビングに対して対面キッチンになっています。カウンターの手元は、横に長い調味料棚です。
キチンの奥は、広さ3畳の食品庫を経て、さらにその向こうには、玄関ホール正面の洗面化粧コーナーへ至ります。
左に見えているのは階段の壁。ダイニングを眺めながら2階へ昇るわけです。廊下からの階段と違って、部屋の続きのような快適な階段ですよ。
カウンターをリビング側から見るとご覧のとおり、正方形の板が8枚、きちんと真っ直ぐに並んでいます。
実はこれ、収納扉だったんですよ。すべての扉に、かわいい取っ手(つまみ)を考えていたのですが、奥様から『つまみは一切なしで』とのご要望が。それで、ますますチャレンジ魂に火が付きました。なるほど、つまみがないからスッキリしていますよね。
ちなみに、ツマミがなくて、どうやって開けるのでしょうか?その答えは、見学会でのお楽しみとしましょう(相変わらずイジワルな渡辺でした)
外部では、アプローチ石の仮の敷設をおこなっていました。風情を出すためとはいえ、全く同じものがない微妙に不揃いな石ですので、とても時間がかかります。しかし、やっとゴールが見えてきましたね。玄関の独立柱も、ご覧のとおりに出来上がっていました。
独立柱の材料となったのは、INAXの『ラグナロック シェラスコット』という商品です。なかなか見栄えのする人造石です。実際に見ていただくと、もっと素敵なんですよ。