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2010-02-10

気密測定

断熱工事も終わり、本日は気密測定を行いました。
測定は、いつもの専門業者に依頼してて行われました。

いくら断熱材の性能が高くても、隙間だらけでは効果を発揮しません。
その性能を数字で見極めることと、改善すべき隙間の箇所を発見するという目的で行います。

気密測定

写真は、気密測定中の機械を前にして、建て主さんが気密測定技能者から熱心に説明を受けているところです。背後から大工さんたちが興味深そうに覗き込んでいますね。

ちなみに今回の最終測定結果は、C値(相当隙間面積)で0.36cm2/m2というものでした。
C値(相当隙間面積)とは、単位床面積あたりの隙間の大きさを示す値であり、数字が小さいほど隙間が少なく省エネルギーであることを示しています。

ちなみに次世代省エネルギー基準が求めるC値は、

・Ⅰ~Ⅱ地域(大雑把な分類で東北地方以北)で2.0cm2/m2以下
・Ⅲ~Ⅴ地域(大雑把な分類で関東地方以西)で5.0cm2/m2以下

という事になっていますので、今回のC値(相当隙間面積)=0.36cm2/m2がとても優れた数値であることは容易に理解できるでしょう。