平成20年度、最後の日の仕事
お正月を迎えたのは、つい先日の事と思っていましたが、
いつの間にか3月31日になってしまいました。
明日は4月、新年度の始まりです。
思えばその昔の学生時代、この季節は必ず期待に溢れて満ち満ちていたものです。
そういう時代を思い出し、希望を持って力強く新年度を迎えたいものですね。
さて、渡辺建築工房の平成20年度の仕事納めは・・・
1.建替え新築計画中の家が日光杉並木街道の至近距離(官民境界から20メートル以内)にあり、午前中は日光市教育委員会に出向いて、計画案について再協議してきました。
その後、市の担当者から連絡があり、計画案は県の担当者レベルでの同意も得られたとの事で、正式な書類申請が上がり次第、文化庁へ諮る事になりました。
役所らしからぬ迅速な対応(失礼)に驚くとともに、感謝の気持ちが起きました。
2.早速午後一番で、お客様のところへ行きました。その旨を報告するとともに、今後の工程等について打合せをしてきました。
3.昨年に断熱改修工事をしたお宅で、ちょっとしたリフォーム工事があり、本日はその最終工程である珪藻土左官塗り仕上げをしました。
一昨日の大工工事と塗装工事、昨日の左官下地処理工事に引き続いての、本日の仕上げ工事です。
珪藻土を塗っているのは左官屋の萩原さん。御覧のとおりのイケメン職人さんです(笑)
作業を見ていて、いつも思うのは「うまいなあ」という事。
実は、自宅兼モデルハウスを建築するときに、左官道具を買い込んで自分でも塗ったりした経験があるので、左官工事の難しさが少しは判るのです。
塗ったばかりの壁に鼻を近づけると、布海苔(ふのり)独特の香りがプンプンしてきます。私は、この香りが大好きなのです。
良い仕事と良い香りを確認し、心地よく今年度の仕事を締めくくったのでした。