ＬＤＫに工夫を凝らした畳コーナー

LDKの一角は畳コーナーになっています。高さは35センチ。低めで、ゆったりとくつろげる椅子の高さになっています。

ちなみに飾り棚（上段は神棚）を支える柱は、この家が建つ位置に生えていたエンジュです。建て主さんが一生懸命に磨きました。

テーブルの下は、足を入れて楽に座れるようになっています。長さは180センチ、幅は90センチありますので、8人がゆったりと座れる大きさです。

椅子を見てください。なんだか奇妙な形と大きさですよね？実は、このテーブルは掘りごたつでもあるのです。そして椅子を引いたとき、両側の隙間は5ミリに設定してあります。布団を掛けてコタツにしたときに、熱が逃げないというわけです。（実際は、寒くないのでコタツにはしてないようです）

テーブル周りの琉球畳は、縁がありません。い草が頑丈で、角が擦れないからです。時々、予算を考えて普通の畳表に縁なしとする住宅会社がありますが、角がこすれて、すぐに見られなくなりますから注意してくださいね。

ところで、この部屋は２階にあります。窓が低いので、座っても外の景色が良く見えますが、ちょっと危険ですよね？その対策は、明日紹介することとしましょう。