2008-05-18
パリのアパート事情
写真は、ポンピデゥセンターという有名な建物の最上階から撮影したパリの街です。
パリのアパートは、下の階ほど、天井の高さが高くて、窓の高さも高く、家賃も高いと本で読んだ事があります。5年前に写真を撮影した当時は、そんなことは知りませんでした。
上階へ行くほど天井も低く、家賃も安い。そして最上階の屋根裏部屋が最も安価なんだそうです。写真を見直していて、なるほど窓の高さは、そうかもしれないと思いました。
きっと、エレベーターが存在しなかった時代の発想だからなんでしょうね。
これも、何かの本で読んだのですが、パリのアパートでは、夜の11時から朝の7時までは、トイレの水を流すと怒られるそうです。日本では考えられない不便さですね。しかし、どんなにオンボロアパートでも、下の階に対して全く配慮しない輩も存在する日本人事情を考えると、道徳が良く行き届いた国だという気がします。
最初の写真を撮影した場所は、レンゾ・ピアノという有名な建築家が設計したポンピデゥセンター。建築当時は物議を醸したようです。最初の写真のような町並みの中にあって、あまりにも斬新である事は確かでした。