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2008-05-20

今どきの照明器具のカタログ(大光電機)

daiko

今日の午後、ちょうど外で庭仕事をしていたところへ、大光電機の小林さんという営業の方が、新しい照明器具のカタログを持って来てくれました。とても温厚かつ紳士的な方で、もちろん作業の手を休めて上がっていただきました。こども達も、すぐに懐いていました。

写真のカタログですが、ただの商品紹介で終わっているのではありません。

全部で600ページもある中で、約50ページほどは、住まいの明かりを計画するためのノウハウについての講義録となっています。それも最先端のセンスに溢れ、また実際の具体的な商品を事例にしてテクニックが紹介されているのです。我々設計者としては、計画上とても参考になる実践書ですね。まさに「こういう参考書が欲しかった」という内容です。これだけでも、数千円の本に匹敵する価値がありますよ。住宅における照明計画の本なんて、特に少ないですから貴重です。

また約40ページほどは、照明器具についての機能やメンテナンス、その他の基本的な説明となっています。プロの設計者ほど、こういうページを一度は最初から最後まで熟読したいものです。知らなかった色々な事がわかる筈です。

※ 営業だからとはいえ、こういう本を持ってきてくれて、しかも無料でいただけるのは、考えてみればとても貴重な事ですよね。工務店さんや設計事務所さんは、「俺は客だ、当たり前なのだ。」などと威張ってないで、謙虚になって感謝しましょう。

照明器具の「2010年問題」(笑)についても、色々と示唆に富んだお話を伺うことができました。小林さん、またお茶を飲みに来てくださいね。

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