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2015-03-01

建て替え新築させていただいたご縁で、ずっと散髪していただいていた床屋さんが先日ご逝去されて間もなく、こんどは実家の母が入院しました。私が見舞いに行った時は、すやすやと寝入っていました。最初はたぶん、元気になって戻ってくるものと思っていました。

2月23日の月曜日。容体が急変した母は個室に移されていました。午前中には母の弟と妹も遠くから見舞いに駆けつけてくれました。そうしてその日の午後、日差しをたっぷり浴びてとても暖かいときでした。私たち子供が見守る中、母は静かに息を引き取りました。95歳。大往生でした。

『お疲れ様でした』の言葉以外に何も見つからないような人生を送ってきた母。それでも晩年の10年間は、兄夫婦と共に幸せで穏やかな日々を送ることができたと思います。

かあちゃん、ゆっくり休んでね。

多くの仕事仲間の皆様にも母を見送っていただきました。どうもありがとうございました。特に小曾根大工さんには、皆さんに連絡していただいたり、現場もしっかりフォローしてくれて本当に助かりました。福田さん(電気屋さん)も、私に代わって建て主さんとの現場確認をしてくれましたので、滞りなく進行することができました。本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。