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2011-01-07

栃木市の街並み

今日は那須塩原のお宅へメンテナンスに行った後に、高速道路を一気に南下して栃木市へ行ってきました。今年計画している設計の参考にする意味もあって、久しぶりに和風の街並みというものを見ておきたいと思ったのでした。栃木市もそうですが、単に和風というだけではないのが、また面白いところでもあるのですが・・・。

栃木の街並み

蔵の街、ということもあり、なかなか迫力のある建物も多くみられますね。真っ黒な外壁というのも、なかなか風格もあります。これだけ間口が広いということは、それだけ裕福だったということです。その昔、京都の町屋も間口の広さに応じて税金が課せられたということです。よく考えてみれば当然のことではあるのですが・・・。

栃木の街並み

こういうこじんまりとした蔵も、見ていて愛着がわくというものですね。隣どうしで異なる色が混じっていても、なぜか『統一感』があるのは不思議です。

栃木の街並み

棟の瓦が重厚です。蔵の街で有名な川越などはその典型ですが、こういうところで豪華さを競い合ったようです。

栃木の街並み

こちらもまけてはいません。迫力の『三段破風』 当然ですが、加治屋さんに特注で作らせたであろう雨樋受け金物も、見応えがあるというものです。

栃木の街並み

ついつい、こういうところに目が行ってしまうのです。本当は、街並み全体の雰囲気を考えてみたくて来たのに・・・。

栃木の街並み

こちらのお店、シンプルなガラス戸が少し今風で、素敵だなと思いました。出窓風のウィンドウも、お洒落です。

栃木の街並み

『快眠館』さん。寝具屋さんのようですね。楽しい飾りもさりげないです。

栃木の街並み

お店の名前ならば、こちらも負けてはいませんよ~。なんと、 『銀巴里(ぎんぱり)』 こういうの、好きだなあ(^^;)

栃木の街並み

そうそう、洋風な建物も、なかなか素敵なものが多いんですよね。頑張って素敵に作ったからこそ、残っているとも言えると思いますが。

栃木の街並み

和風の蔵と並んでみても、とても調和がとれています。

栃木の街並み

その洋風な建物に近づいてみました。すると、窓の右下の方で何かが動いたような・・・。

栃木の街並み

なんと、そこは飼い猫のリビングルームになっていたのでした(^^)

栃木の街並み

こちらは漬物屋さんの店先です。なんて素敵な飾りつけなんでしょう。こういう遊び心には感心してしまいます。

栃木の街並み

植木。隣地との隙間は狭いけれど、もう、執念で育てていますっ!

栃木の街並み

裏路地。こういう路地空間って、どういう訳かそそられるんです。魅力的な空間なんですよね。

栃木の街並み

このあと次の用事で鹿沼方面へ北上しながら戻ったので、たった25分程度の探検でした。それでも、とても楽しかったし、いろいろ考えることも出来たので、それなりに有意義な視察でした。