建て方・上棟
この日記を書いているのは17日の朝なのですが、15日に行われた建て方・上棟の記録ですので、15日の日記とさせていただきました。この日は、まさに建て方日和。前日でも、その次の日でも、とても寒かったという絶好の天気に恵まれたのでした。職人さんたち精鋭8人(+私)による建て方です。
通し柱の化粧材を吊るための作業が慎重に行われています。今回の建物は、なんと通し柱が7本。端部だけでなく途中に通し柱がありますから、組立作業も手こずりますが、チームワークよろしく手際よく組み立てられていく様が気持ちよく感じられました。
クレーンの作業をしていただいた山村さん。かなり上手です。しかも、木造の組立に対する知識が半端ではありません。本当に驚きました。
まずは1階分の作業が終わると、柱が真っ直ぐになるように建ていれという作業を行います。ひと昔までは下げ振りを使ったのですが、今はこのような便利な道具もあります。下げ振りですと、多少の風にも影響されてしまいますが、これだと安心ですね。
待ちに待ったお昼。建て主さんが、盛りだくさんの昼食を用意してくださいました(^0^)みんなで楽しくワイワイと盛り上がっています。
そして午後の3時。無事に上棟しました。ホッとしながらの休憩です。午前10時に引き続き、建て主さんご夫妻からお茶を入れていただきました。感謝、感謝です。
再び作業開始。小曽根大工さんたちが、屋根組みの調整・固定作業をおこないました。この作業も、部材の垂直を測りながら、精度のよい屋根組を作っていきました。
夕闇せまる日光連山が美しい、現場での作業風景。
このあと屋根組みを完成させたら、早めに片付け・清掃を行いました。帰りには、建て主さんからお土産までいただいてしまいました。本当に有難うございました。