2011-12-18
土曜日の朝の新築現場
タイトルのとおり昨日の朝の、現場の様子をご紹介させていただきます。建て方の翌日には、お隣が迫っている面に引き続き、ぐるりと4面に養生ネットをかけました。外から建物がハッキリ見えないのが残念なのですが、密集したご近所への木くずなどの飛散防止などが目的ですので、致し方ありません。
ネットの内側に入りますと、建てたばかりの柱が林立しています。地元、日光地区の桧柱です。日光市からの新築補助制度がスタートし、それを利用して日光市からいただいた桧の柱材です。また、栃木県産材を一定数以上のボリュームでの利用ということで、栃木県からも補助金をいただける制度を利用しています。
屋根裏を見上げると、杉の無垢板のよる『野地』がとても美しくいえます。しかし、住まいとしての環境を維持するためには、いずれ隠さなければなりません。見えるうちに何度でもみたい、大好きな光景です。
L型の間取りに寄せ棟の屋根ですから、時間がかかります。瓦の割り付けもあるので、軒の出の寸法も正確につくらなければなりません。それもあともう少しで完成です。
小曽根大工さんが『隅木』という部材の長さを図って加工しているところ。屋根が唯一、谷になるところです。
地上では、次の制作に必要な木材が搬入されました。田村材木店の田村社長が搬入の手伝いに駆けつけてくれました。
田村社長:『ここは近くていいですねえ。』
私:『いつも立派な材料を有難うね。』
この会話は、ここ数日でのやりとりをたったの二行に凝縮したものです(^^;) 良きブレーンに恵まれて、家づくりは着々と進んでいくのでした。