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2011-05-25

我が家の省エネ・節電:お櫃(おひつ)

写真は太陽光発電の表示パネルです。まずは写真の状態で何が表示されているかを簡単に解説します。

まず、真ん中付近に『発電 2.51kW』とありますので、2510ワット発電中であることが分かります。左下には『消費 0.35kW』となっているので、350ワットを消費中である事がが分かります。そしてその右側には『売電 2.16kW』とありますので、消費していない分の2160ワットを東京電力に売却中であることが分かります。

ちなみに、消費している電力350ワットの内訳は、冷蔵庫、浄化槽のブロアー、それに仕事用のパソコン、その他弱電類といったところでしょうか。一昔と比べると、電気を消費していますね(^^;)

太陽光発電

ところでこの消費量ですが、日中でもかなりの消費をすることが度々ありました。洗濯機を回している訳でもない、IHクッキングをしている訳でもない、それなのに、たとえば800ワット以上にもなろうかという時間が続いたりすることが度々あったのです。

どうにも原因が分からないまま漠然と過ごしていたのですが、あるとき妻がその原因を突き止めました。原因は、なんと炊飯ジャーの保温機能でした。そこで妻は『節電のために、一部は昔に還る』と宣言して炊飯ジャーの保温機能の使用を中止し、代わりに『お櫃(おひつ)』を買ってきたのでした。『さわら』という木でできた製品です。

お櫃

朝、炊き立てのご飯をすぐにお櫃に移します。すると確かにその後は、異常な電力消費量を示すことはなくなったのでした。それより嬉しかったのは、ご飯が美味しくなったことです。炊飯ジャーで温度を維持しているご飯よりも、冷めていてもお櫃に入れておいたご飯の方が、はるかに美味しいのです。これには私も驚きました。ご飯が美味しくなって節電もできるのですから、一石二鳥ですよ。

妻も、これは本当に美味しくて良いと早速、娘たちがお世話になっている きらきら保育園 にも一つ寄贈させていただいたのでした。