外壁工事

もう、とっくに終わっている工事ですが・・・。外壁のサイディング貼り工事です。いつもお願いしている宮崎工業さん。いつもいつも、とても丁寧な仕事ぶりです。

足場から外壁に突っ張り棒が出ていますよね。足場がグラつかないようにあるんですが、実はこれが曲者で、時には悪さをします。どういうことかと言いますと、大風が吹いた時や、あるいは地震などの時に、激突して壁を破損することがあるんです。

そうならないためには、下の写真のように、突っ張り棒のところに下地材を充填させれば良いのですが、すべての外壁業者さんが、このような対応をしているかどうかは、正直言って不明ですねえ。

ちなみに、どうしてこのような空間を設けるかというと、ここは通気層と言って、土台のところの水切り金物の直上部分から空気が上昇して、屋根裏を経て大気に逃がすという空間を設けているわけです。また、壁内に発生した湿気を逃がす、という機能をも兼ねている重要な空間なのです。

作業中の青木さんと青木さんコンビ（笑）兄弟？親戚？いえいえ、全くの偶然なんだそうです。それにしても、奇遇ですよね。恥ずかしそうにしていたので、今回は、顔写真はありません（笑）

室内では、20ミリ厚の杉の無垢板が貼りはじまっています。家一軒分、ほぼ全面にこの床板を貼るのは、今回が初めてです。

下の写真、左側に立てかけてあるのが、杉の無垢板。31坪分あるので壮観です。残念ながら、貼ったその場からすぐに養生していきますから、全体を見渡せるのは、完成してクリーニングをするときまでお預けなのです。