2010-03-20
杉無垢板の造作材
窓の周り、下の写真で木目がある部分ですが、「窓枠(まどわく)」と言います。今回のお宅も無垢材をふんだんに使うという家ですので、窓枠ももちろん無垢材です。日本人の生活にはなじみ深い杉板です。
窓枠や戸枠、巾木や廻り縁といった部材のことを、ひとまとめに「造作材」と言います。全ての造作材を無垢材で統一しているのです。見た目や感触は、無垢材大好き人間にはたまりませんよね。
1階では、大工さんが和室入口の引き戸用の枠材を取付け作業中です。この家の無垢板造作材は、すべてこの大工さんの手で加工されたものなのです。
2階の大工さんによる工事も、いよいよ大詰めです。こちらの大工さんも嬉々として腕を振るってくれています。
1階は見た目にさりげなく、しかし存分に無垢材を使ってスマートな空間になっています。一方、2階には無垢材がふんだんに使われていて、とてもウッディーな空間です。
建て主さんの御厚意により、5月上旬には見学会でその全貌をお見せすることができる予定です。どうぞお楽しみに。
※ 今日は建て主さんと一緒に、キッチンの家具を見に行ってきました。サイズや使い方、イメージなどでアドバイスさせていただくためです。家具屋さんって、何回行っても面白いですし、行く度に何らかの発見があるんですよね。そこで、とても面白いものを見つけました。ちょっと見ないし、斬新な御提案です。はてさて、建て主さんはどんな決断をされるのでしょうか?