緑のカーテン 壁面緑化
日よけを兼ねた壁面緑化。(壁面とは限りませんが)最近は緑のカーテンとしてかなり普及しつつあるようですね。思いつくままに挙げてみると、アイビー・クレマチス・ヒョウタン・ゴーヤ・うり・朝顔・ヘチマなどなどでしょうか。
写真は渡辺建築工房のリビング前の空間です。最近までウッドデッキだったところですが、昨年、テラス化しました。そして、この空間を緑のカーテンに包まれた空間にしようかとたくらんだのですが、よくよく考えた結果、安易に「ツル性の流行り草(失礼)」に行くのではなく、落葉樹に囲まれた「林」に育て上げようと決断したのでした。
樹木も、成長した暁を想定して間隔を十分にあけたものですから、今年あたりも写真でお分かりのように、まだまだ隙間だらけです。だからといって間にも植えようとすれば、数年先には「林」ではなくて「ジャングル」になってしまうかもしれません。それだけは避けたいので暫くは我慢です。
ところで、渡辺建築工房にはもう一か所、壁面緑化されたところがあります。西側の外壁面です。
私の仕事場となる、広さが8帖の事務室なのですが、西側の窓はご覧のとおり、窓の外がずいぶん緑化されてきました。この、ガラス越しに見える緑と、その間から漏れてくる光がけっこう美しくて、お客様にも評判が良いんですよ。
植えたのは「モッコウバラ」です。それも、圧倒的に多く出回っている黄色い花ではなく、白い花が咲く「シロモッコウ」です。花の色が白いだけではありません。とてもいい香りがするのがいいんですよ。
その窓の外なんですが、ご覧のとおりにかなり成長しました。ここまで成長するのに、何年かかったでしょうかねえ?今年はかなり見応えすると感じられるまでになったのがとても嬉しいのです。このように、成長が楽しみな緑の力、もっともっと環境づくりのために生かしたいものですね。