2013-10-15
歴史的建物探検
再生中の古民家。今日の午前中は、小曾根大工さんと篠原大工さん、それに私と三人で、歴史的な建物のルーツを探検。探検と言っても、もとはどういう形で、どういう間取りだったかを類推する作業。建て主さんからの事前のお話を参考にしつつ、幾度も増改築を繰り返してきた建物のおおもとの姿を類推しました。
ここの仕口は、きっとこうだった?あそこはきっとああだた?エトセトラ・・・。
ここは、柱を途中で切ってるねえとか、あの梁は、増築するときに、こっちにあったのを再利用したんじゃないかな、とか・・・。
たった半日ではありましたが、とても楽しい知的探検でした。至福の時を過ごしました。できることなら、一日中眺めていたい気持ちにさせる建物です。
引き続き、何十年ぶり(100年以上ぶりかも・・・)で見せることにしている梁の磨き作業の続きに入っていただきました。最終的には、酒井塗装さんの手によって、もっと綺麗にしてもらう事にしています。