玄関が暖かい家

昨年の秋にお引き渡しをさせていただいた、那須塩原のお宅のお客様。先日、奥様のご友人方がお宅に集まった時に、皆さんが一様に驚かれていたこととが、『玄関が暖かい』ということだったそうです。どうして玄関までが暖かいのか、とにかく驚いていたそうです。

そのお話を伺って、なるほど一般世間のお宅では、玄関が寒いのはまだまだ当たり前の事なのだなと納得しました。家の中でヒートショックがないように、廊下やらトイレやら、もちろん玄関も例外なく一様に温度差の少なくて暖かい家づくりをしてきました。だから、私にはその話が、なんだか新鮮に聞こえてしまったのでした。

ご主人も、同様の感想を仰っていました。昨夜のメールに書かれていましたが、いまだに驚きというか『感動もの』だそうです。『帰ってきた時に汗ばんだ靴が次の日には乾いているのがいいんです。』とも・・・。大変うれしいお話ですね。

考えてみたら我が家でも、寒い冬の夕方、帰宅して玄関ドアを開けた瞬間に『暖かいな～』と思います。私や妻は、住み始めてから８年も経つのに、その思いは変わりません。子供たちも、冬に外から一緒に帰宅などしたときは、玄関を開けて入った瞬間に『暖かいね～』と言っています。

下の写真は、那須塩原のお宅の玄関の夜景です。（完成見学会の時に撮影したので、床に汚れ防止の紙が貼ってありますが・・・）夜、帰宅してこの玄関ドアを開けた瞬間に、暖かい空間が迎えてくれるんですよ。

寒い家に帰宅して、凍える手で灯油を注ぎ、ガタガタ震えながらトイレに入る・・・。そういう生活から解放されることが、どれほど心身の健康に良いものかと、今年の冬も日々、実感しています。