2011-11-18
整地作業
建て替え新築工事の現場。道路が、かなり傾斜している上に元々の地盤が想定より高い状態でした。従って、最初は『設計GL』と呼ばれる設定まで整地することにしました。
『設計GL』というのは、建物の高さの基本である、基準の地盤面を言います。GLというのは、『グランド ライン』のことです。これの設定を誤ると、のちのちに外構が納まらなくなります。よくある、玄関ポーチの階段がとても高くて登りずらい例なども、設計GLの設定が高すぎたのが原因です。
逆に低すぎて、建物の周囲から雨水を排水できない例なども、よくある失敗例です。外構工事は別途、などという場合には、特に要注意ですね。基礎の工事を行う前に、徹底した検証が必要です。
ところで、明日は天気がよくないという予報ですので、掘削は無理せず来週に持ち越す予定です。