あったか体感!モデルハウス事務所へようこそ
― 築22年の家をリノベーションしました ―
普通に寒かった家がここまで暖かく大変身!冬本番の寒い日に是非おでかけ下さい。そして、暖かさの質の違いを体感し、実感してください。
建築から22年を経たこの建物は、東京在住の方が別荘として利用されておりました。お仲間が集まってゴルフに出かけたり、近隣を散策されたりと活用されておりましたが、その利用もしなくなるとのことで、引き取っていただけないかとご相談がありました。これまでの自宅兼モデルハウス兼事務所とは道路を挟んで斜め向かいという好立地。従業員さんも加わり、何かと手狭で不便を感じ始めておりましたので、喜んでお譲りいただくことにしたのです。
渡辺建築工房も、その時点で独立開業から15以上。現在お客様に提供させていただいている建物の標準仕様は、これまでの自宅兼モデルハウスと比較して非常に温熱性能が進んでおります。これを良い機会ととらえ、譲り受けた建物をリノベーションしたのでした。
建物の性能は、現在標準仕様としてお客様に提供させていただいているものと同等の仕様(令和元年11月現在)になっております。暖房システムも、おすすめ暖房の一つであるセントラル暖房(PS暖房システム)を設置しております。その他、第一種熱交換型換気システム(従来は第三種換気システム)など、現在標準としている渡辺建築工房の建物としての温熱性能をぜひご体感ください。また、既存の建物も渡辺建築工房でリノベーションすると、こんなに暖かい家になることも併せて体感してください。
【見学を希望される方は、事前に御連絡下さい】
特に定休日は設けていません。予定が合う限りは、土曜、日曜、祝日も見学可能です。いらっしゃる場合には事前に御予約をいただきますよう、お願い申し上げます。
【赤ちゃんも安心してお連れ下さい】
オムツ換えや授乳なども、2階の和室でご自由にどうぞ。もし寝てしまったら、お子様用の布団が押し入れに入っていますよ(^^)
■ 渡辺建築工房は日光市の東南端に位置し、宇都宮市内からも至近距離にあります。
従来のモデルハウス
これまでモデルハウスとして皆様に公開させていただいきました家は、子供も思春期を迎え、家族4人が静かに暮らす普通の家となりました。建物の性能面でも、特に温熱性能が現在ご提供の標準仕様とは著しく異なってしまいました。それでもまだまだ一般世間の家と比較して、とても暖かく快適であることには変わりませんが・・・。ご希望の方には、1階のみになりますがご案内させていただいております。
― 以下、ネット見学会で従来モデルハウスをご覧ください ―
今までの「温かい家」とは、質 が違います。
まず玄関に入ったら、コンクリート床を触ってみてください。
あっ、あったかい!
靴を脱いだら、大きい吹き抜けのある茶の間に入ってみましょう。
あらっ、吹き抜けなのにあったかい!
北側にあるバス・トイレ、普通は寒いですよね、では入ってみましょう。
えっ、こんなところまであったかい!
この際だから失礼して、押入れも開けちゃいましょう。
うそ〜、しまってある布団までホンワカ〜!
もう、冬なんか怖くありません。
寒い日に灯油を入れる必要はなくなります。
朝方に、マッチに火を入れる必要もなくなります。
コタツさえも必要ありません。
便利なこと、この上ありません。
見どころその1 : 高断熱高気密と基礎蓄熱暖房
一日中、家の中が均一に暖かい。北側のトイレはもちろんお風呂も、寒くありません。まるで家の中だけが春みたいな感じです。これは従来の家や暖房では経験できない感覚です。
しかし、暖かくなってしまったこれからは、梅雨でジメジメした日に是非おいで下さい。カラッとしたさわやかさが体感できます。
見どころその2 : 独特な床座の空間
我が家は、家でくつろぐ時間は床にペタンと座ったり寝転がったりが好きなので、あえてキッチンの床に段差を付けました。
居間で床に座っている人とキッチンに立っている人の目線が近く、一体感があるうえに、とても落ち着いた雰囲気のある空間になっています。
※この独特な段差のある空間は、本人達の希望に基く実例であり、万人向けではない事をお断りしておきます。
写真のテーブルは、米松の梁材で作った、長さ3メートルのテーブル。
居間のところの、テーブルの周りは琉球畳。
キッチン床はパイン材に樹脂コーティング。
上がりの居間床は檜に浸透性保護塗料。
壁仕上げは、居間・キッチン・その他和室以外全部カラー漆喰塗り。
見どころその3 : 自然素材
床や天井、窓枠などもムク板を使用したり、壁は漆喰などの左官塗りに自分達夫婦でチャレンジしたりしています。
ドアや玄関収納もムク板の集成材を使っています。
ムク板にとって、暖かい家は過酷です。お手頃価格の向く材の5年間の変化も確かめられます。
合板建材ならば狂いも少ないでしょう。しかし肌触りや質感などで補って余りあるものがります。
見どころその4 : キッチン
よくある吊戸棚は設置しないで、代わりに、ヨーロッパの家庭風に
オープンな棚に置くだけの収納にしました。
実際の使用感や雰囲気を是非その場で体感してください。
また、今話題のIHクッキングヒーターや食器洗い乾燥機なども体験できます。
・写真はオープン棚収納。器具吊パイプ。マグネット包丁止め。
・レンジフードのデザインが凝っています。
・キッチンビルトインの米櫃は、とても便利です。
見どころその5 : その他いろいろ
外壁は漆喰に黄土色と砂を混ぜ、塗ったら櫛引をして土壁風に仕上げました。
カーテンは使わずほとんど障子にしました。
和室・洋室それぞれの雰囲気にも合うように障子のデザインを変えています。
照明は外から見た雰囲気が良いように、また室内はシックで落着いた雰囲気が出るように考えて計画しました。
白熱灯または電灯色の蛍光灯に凝ったので外からの見え方も暖かいです。
器具のデザインにとらわれ過ぎず、どこに「明かり」が欲しいかを考えて選択・配置しました。
ローコストに抑える為のひとつのテクニックです。
■居間吹抜け。丸太の柱が印象的です。
■天井はパイン板張り
■コード3メートル吊の照明ペンダント。
電球の交換も楽々です。
■ステンレス丸パイプとワイヤー手すり
■左の引き戸の上は花台
■和室の壁塗りも夫婦のお手製。柱の見えない、現代風和室です。
■和室内の右側に写っている市松模様は130センチの幅広フスマ(ウォークインクロゼットの入口です)
■2階ホールから居間を見下ろしたところ
■手作りのオーディオラックが見えています
アルバム/夏の思い出
居間から見た外部ウッドデッキです。(※ 現在はウッドデッキはテラスに改造しました)
通常の土足用デッキではなく、直接、座る事を前提にしています。
掃き出しのサッシを開けると、居間が広くなったように感じる効果があります。
写真で、デッキの上を覆っている骨組みは、一般的に「パーゴラ」と呼ばれています。
イタリア語で「ぶどう棚」という意味です。
ですから屋根材はありません。
毎年、夏から秋にかけてパーゴラに「よしず」を載せて涼を採ります。
※ 2012年、ウッドデッキから屋根付きのテラスへとイメージチェンジをしました。あとは昨年植えたばかりの木々の成長次第ですが、夏になると、樹木の緑に囲まれた空間になります。リビングの前が素敵なカフェテラスになりました。