田村材木店さんと現場
田村材木店さんが、現場に木材を久しぶりで搬入してくれました。骨組みが完成してしまったあとは、加工材などは大工さんの作業小屋へ運んでもらうことが多いため、なかなか完成間近の現場には縁がないんですよね。そこで『時間は大丈夫?よかったら中を案内するから見ていって下さいよ。』という訳で、私と二人だけのプチ見学会と相成りました。
いつも木材を運んでくれる、田村材木店の吉原さん。真剣な表情でじっくりと見てくれました。
たとえば、キッチンの方からリビングの方を見てみると、小曾根大工さんを見つめる眼差しが・・・、あ、いや、そうではなくて・・・、
綺麗に加工された『化粧筋違(けしょう すじかい)』の、細かい納納まりのところに目が行きます。
たとえば玄関に入ると真正面に見える階段手すり。2階の南側の窓から、たっぷりと光が注いでとても明るいのですが・・・、
その、手すりのディテール。材木屋さんからすれば、搬入した時には表面が荒れた、あの木材も、今はこのように繊細な表情を見せているのです。
ダイニングからキッチンの方を見たところ。左側の窪んだ所は、パソコンを見たり、ちょっとした書き物なのもできる、プチ書斎コーナー。
プチ書斎コーナー。玄関ホール側との境にはガラスブロックを施工する窓枠があったり、右上には、キッチン側の天井と連続した、開放空間になっています。狭い書斎コーナーですが、閉ざされた空間とならないような工夫が施されています。
押入れの壁の杉板。私もこれは大好きです。いつ見ても美しいですね。
2階の階段手すりにも驚いていました。ちょっとした壁厚を利用した本棚になっています。私も、これは大のお気に入りで、これからのお宅にも提案させていただこうかと思っている工夫の一つです。
・・・というように、家の中を一通り案内させていただいたのですが、吉原さんの感想は・・・?
(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)
(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)
沢山あって書くのが大変なものですから、省略させていただいてしまいましたが、とにかく沢山の、お褒めの言葉をいただきました。一つだけでもあげるとすれば、『木材の注文内容からして、渡辺さんのところは絶対に手を抜かないんだとは会社のみんなが思ってはいましたが・・・。』と言っていただいたことが、とても印象的で嬉しかったですね(^^;)
それでは、小曾根さんも、吉原さんも、
現場を後にした私は、それから宇都宮のお宅の現場を確認に行きました。建物が建つ部分は綺麗に整地されましたので、明日の地鎮祭は大丈夫ですね。