建て方後の状況

忙しさにかまけて更新が滞っていました。今日は、新築中のお宅の近況です。明日は、リフォームのお宅の近況をご報告させていただきます。

新築中のお宅では、屋根の防水工事も終わり、屋根瓦が並んでいます。これもまた、瓦屋根葺き現場ならではの、見ていてとても楽しい景色です。今日は予報が大雨だったため、瓦屋さんがお休みです。

屋根に近づいて見てみましょう。瓦の種類は、洋風平瓦（ようふう ひらがわら）と呼ばれるものです。今回は特に、建て主さんが平滑なデザインの黒い瓦を選ばれたのでした。ところで、こうやって見ていると、屋根葺き工事前のこの景色、とても美しいと思いませんか？さしずめ、『平成の甍（いらか）』といったところでしょうか。

屋根の下では、大工さんが木工事を行っています。私も負けじと、先日に引き続き、構造用の金物を配って歩きました。計算に基づいて選定した金物です。こうやっておけば、大工さんは頭を悩ませることなく、速やかに取り付け工事を行うことができる訳です。

こちらは、いつもお願いしている小曽根大工さんが修行させていただいた熊倉大工さん、大ベテランです。構造周りや外回りが終わるまで、小曽根さんを手伝っていただけることになったのでした。熊倉さんは、棟梁が お堂を作った物語? というページに紹介させていたたいております。とても温和な大工さんです。