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2010-05-21

現場検査やシーズヒーターの敷設など

那須塩原の家です。昨日、基礎鉄筋の工事が完了していますので、鉄筋の検査及び、シーズヒーターと呼ばれる基礎蓄熱暖房システムの敷設工事を行いました。

まずは全景。いつもお願いしている業者さんによるので安心はしていましたが、パッと見には何の問題もなさそうです。

基礎全景

細かいところも綺麗に施工されており、寸法等も申し分ありません。当然ですが・・・。

鉄筋の施工状況

10時には瑕疵担保責任保険(住宅保証機構の「まもりすまい保険」)の検査員の方が見えられました。まずは図面の内容チェックと設計仕様の聞き取り確認です。その後、実際に現場の状況を見ていただきました。もちろん何の指摘も受けることなく合格しました。

住宅保証機構による瑕疵担保責任保険の検査員

鉄筋の位置を適正に保持するための「スペーサー」ですが、検査員さん曰く「木造住宅の基礎では初めて見ました。鉄筋コンクリート造の現場では必須ですが、ね。」との事。しかし、いつもお願いしている基礎屋の社長は「これをやらないと、後で苦労するのは自分だからね。」と言っていました。

スペーサー

その基礎屋さん、今日は境界コンクリートの型枠施工を行っておりました。右奥では設備業者さんが基礎貫通部の排水設備工事を行っています。手前は電気屋さんのニューフェイスです。

基礎屋さん・電気屋さん・設備屋さん

シーズヒーターの敷設工事は、いつも私も参加して行います。今日は最高気温の予想が大田原市で29度ですから、それなりの覚悟で臨みました。しかし、電気屋さんが新人君を連れてきてくれたので、とても早い時間に作業を終える事が出来たのでした。

最後は、おびただしい数の配線をまとめる作業です。私の出る幕はありません。

スラブヒーター配線

いよいよ明日は、予定通りに土間コンクリートの打設工事です。境界コンクリートも同時に打設します。土間コンクリート打設前の、私の最後の仕事です。地鎮祭で建て主さんが黒磯神社さんからいただいた鎮物(しずめもの)を現場に添えます。

鎮物

建物の中央付近で、防湿シートとシートの合間から、下に丁寧に添えて終了です。基礎屋さんには、発注するコンクリートの配合(特にスランプ値)を再度確認し、現場を後にしたのでした。

鎮物