2012-12-20
外構工事 スロープのこと
宇都宮の家、外構工事が始まりました。まずは建物の周囲から整備していきます。そして、今回の目玉がこれ、玄関へのアプローチである、スロープです。正面の階段とは別に、横を回り込むように計画しました。
こちらのお宅、玄関内部では、土間と床の段差が御要望により12センチしかありません。ということは、外部の地面から玄関への段差が通常より大きいという事です。
ですが、スロープは利用しやすいように緩やかな傾斜にしたい。でも、そのために長く迂回しすぎてもストレスを感じそう。それから、これは私のこだわりかもしれませんが、「いかにもスロープ」という作りにはしたくなかった。「楽しい散歩道」にしたかった。
そう願って計画し、建て主さんとはジックリ打ち合わせ。検討する中で、私の考えではちょっと勾配がきついかな?という計画案に「これで十分です、これでお願いします。」というところで落ち着きました。
写真はコンクリート打設前の型枠状態ですが、コンクリート仕上がりとなる印と共にご覧いただいたところ、「思っていたよりも緩やかでした。」とのことで、ホッとしました。
スロープの終点、玄関ポーチで、大工さんと外構工事をしていただいている基礎屋さんが3時のお茶タイム。みんな、気心知れた仲間です(^^)
そして、最後の写真。これはキッチンの目玉。長さが約3.5メートルの背面カウンターです。これは使いやすいですよ。