東京インテリア家具インターパーク店へ同行
建て主さんが家具選びをするにあたってアドバイスをさせていただくために、今日は東京インテリア家具インターパーク店へ同行させていただきました。
宇都宮へ行く前に現場で塗装着色の打ち合わせをお願いしました。現場に着くと、昨日から内装工事の斉藤さんが、黙々と下地工事を行っております。そうそう、早くクロスの柄を決定しなければ・・・(ちょっと汗)
現場での打ち合わせの後、宇都宮へ向かい、まずはTOTOのショールームへ。便器が節水型にバージョンアップしているはずなので、それらの確認や収納システムの最終確認をしました。そちらは早々に切り上げるつもりでいましたが、行ってみればやはり様々な考えが浮かんで、いろいろ検討したい事があるものですよね。結構な時間を費やしてしまい、急いで今日のメインイベント会場(東京インテリア家具)へ移動したのでした。
家具屋さんへの同行ですが、これは今回の建て主さんに限ったことではありません。渡辺建築工房の恒例行事となっております。
家具の中でも、最大の懸案事項は食器棚の選択・決定でした。ダイニング空間の間取りや窓の位置、それに使い勝手や見栄えなど、総合的に検討して決定するのです。建て主さんの好みや予算もありますし、結構、簡単なようで大変な作業です。ああでもない、こうでもないと検討したり迷ったり・・・。予想通り、かなりの時間を費やしましたが、無事に決定しましたのでホッとしました。
そうして決まった家具のレイアウトが、下の写真です。サイズや用途ごとに分かれている家具のパーツがマグネットになっています。それを組み合わせて完成したものです。結果だけを見ると単純なのですが、ここへ行きつくまでの過程が長いものでした。
・デザインはどうあるべきか?
・必要な用途は何か?
・長さはどれくらいにすべきか?
・カウンターのみの選択が可能な家具はどれか?
・カウンターの長さはどれくらいあった方がよいか?
・ごみ箱の収納をどうするか?
・炊飯器はどこに置くのか?
・トータル高さはどれくらいが望ましいか?
・米櫃はどこへ置く?
・引出ではない収納部分の開きがっては右か左か?また、その理由は?
以上は検討した事項を思いつくままに並べたものですが、その他、用途上の検討からデザインの好みの検討、ガラスの色など、一つ一つ、丹念に検証していって最終決定したのでした。決定するまで頑張りぬいた奥様、本当にお疲れ様でした。私としても、少しでもお役にたてたかなとの思いがあり、心地良い疲労感に包まれながら家路についたのでした。